ウォーターサーバーの電気代はいくら?月額の目安と安く抑える方法を解説

ウォーターサーバーの電気代はいくら?月額の目安と安く抑える方法を解説

「ウォーターサーバーを置きたいけれど、毎月の電気代が高くならないか心配」「本体代や水代以外に、どのくらい費用がかかるの?」と悩んでいませんか。

ウォーターサーバーは、冷水と温水をいつでも使える便利な家電です。一方で、基本的に24時間電源を入れて使用するため、電気代を確認せずに契約すると、想定より月々の負担が増える可能性があります。

この記事では、ウォーターサーバーの電気代の目安、省エネモデルの選び方、今日からできる節約方法を初心者にもわかりやすく解説します。

ウォーターサーバーの電気代と利用イメージ
記事の目次

ウォーターサーバーの電気代は結局いくらかかる?

結論として、ウォーターサーバーの電気代は月額500~1,000円程度がひとつの目安です。
省エネ性能の高い機種では月額300~500円前後に抑えられる場合がありますが、従来型の機種や使用環境によっては月額1,000円を超えることもあります。
電気代を抑えたい人は、本体価格だけでなく「エコモード使用時の電気代」を確認して選ぶことが重要です。
また、電気料金は契約中の電力会社や料金プラン、使用量、室温などによって変わります。

各メーカーの公表値を調査した比較では、ウォーターサーバーの電気代はおおむね月額300~1,200円程度とされています。別の2026年の調査でも、一般的な目安は月額500~1,000円程度です。

ウォーターサーバーを選ぶときは、電気代だけでなく、水代や月額料金、ボトル交換の手間も含めて比べることが大切です。ウォーターサーバーの料金と特徴をランキングで比較する

ウォーターサーバーの電気代はタイプによってどう違う?

ウォーターサーバーには、宅配水型、浄水型、卓上型などがあります。ただし、電気代はサーバーの種類だけでは決まりません。

冷水・温水タンクの容量、保温性能、エコモード、使用量、設置場所などによっても変わります。

ウォーターサーバーの電気代と利用イメージ
タイプ電気代の目安/月主な特徴向いている人
省エネ機能付き約300~700円エコモードや光センサーで消費電力を抑える電気代を重視する人
一般的な冷温水タイプ約500~1,000円冷水と温水をすぐに使える利便性を重視する家庭
省エネ機能が少ない従来型約800~1,200円機種によって消費電力が高い本体料金や水の種類を優先する人
常温水・温水機能なし機種により低め加熱や保温に使う電力が少ない温水をほとんど使わない人

※上記は一般的な目安です。実際の電気代は、機種、使用量、室温、設置環境、電力会社の料金単価によって異なります。

省エネ機種には、部屋が暗くなると自動的に温水ヒーターの稼働を抑える光センサー式や、手動で温水温度を下げるタイプなどがあります。プレミアムウォーターは、対象機種について月額約490円からと案内しており、エコモード使用時には電気代を約2割抑えられるとしています。

ただし、メーカーの公表値には、1kWh当たり27円で計算された数値もあります。
現在、家電の電気代を比較する際の目安単価として広く使われているのは1kWh当たり31円です。
公表値を見るときは、計算に使用された電気料金単価も確認しましょう。

毎月の負担を確認するときは、電気代だけでなく、水代や買い出しの手間も含めて考えると判断しやすくなります。ウォーターサーバーとペットボトルの料金を比較する

自宅のウォーターサーバーの電気代はどう計算する?

電気代は、基本的に次の計算式で求められます。

消費電力量(kWh)×1kWh当たりの電気料金単価=電気代

例えば、1か月の消費電力量が20kWh、電気料金単価が31円の場合は、次のとおりです。

20kWh×31円=620円/月

年間では、次の金額になります。

620円×12か月=7,440円/年

ただし、ウォーターサーバーのカタログに記載されている「消費電力」が、常に発生するわけではありません。

例えば「冷水80W・温水350W」と書かれていても、24時間ずっと最大出力で動いているとは限らないため、単純に時間を掛けるだけでは正確な金額を出せません。
比較するときは、メーカーが公表している「月額電気代の目安」や「月間消費電力量」を確認するのが現実的です。

なお、実際の1kWh当たりの単価は、契約している電力会社や料金プランによって異なります。
検針票、電力会社のアプリ、会員ページなどで確認してください。

ウォーターサーバーと電気ケトルではどちらが安い?

電気代だけを比較すると、使用するたびにお湯を沸かす電気ケトルのほうが安くなりやすい傾向があります。

一方、ウォーターサーバーには、お湯を沸かす時間がかからず、冷水もすぐに使えるメリットがあります。

比較項目ウォーターサーバー電気ケトル
電気代の目安月額500~1,000円程度使用回数が少なければ月額数十~数百円程度
お湯が使えるまですぐに使える沸騰まで待つ必要がある
冷水すぐに使える冷却機能なし
水の補充ボトル交換または給水が必要使用するたびに給水
向いている人水やお湯を頻繁に使う人お湯の使用回数が少ない人

比較調査の一例では、電気ケトルを1日1~3回使う場合の電気代は月額約90~270円、ウォーターサーバーは約350~1,000円とされています。
使用条件が異なるため単純比較はできませんが、電気代だけを最優先するなら電気ケトルが有利です。

反対に、次のような家庭ではウォーターサーバーの利便性を感じやすいでしょう。

  • 赤ちゃんのミルクを頻繁に作る
  • コーヒーやお茶を1日に何度も飲む
  • 家族全員が冷水をよく飲む
  • 水を冷蔵庫で冷やす手間を減らしたい
  • 災害時に備えて水を備蓄したい

電気代だけでなく、時間や手間をどの程度減らせるかも含めて判断することが大切です。

電気代を抑えたい人にはどのタイプがおすすめ?

生活スタイル別にウォーターサーバーを選ぶ家庭

一人暮らしにはどのタイプが向いている?

一人暮らしで水やお湯の使用量が少ない場合は、卓上型や小型の省エネモデルが候補になります。

ただし、本体が小さければ必ず電気代が安いとは限りません。
卓上型でも温水を常時保温する機種は、一定の電力を消費します。

一人暮らしでは、次の点を確認しましょう。

  • エコモード使用時の電気代
  • 水の最低注文数
  • 配送を休止できる期間
  • サーバーレンタル料
  • 契約期間と解約金

水の使用量が非常に少ない場合は、ウォーターサーバーよりもペットボトルと電気ケトルを組み合わせたほうが、総額を抑えられる可能性があります。

子育て家庭にはどのタイプが向いている?

ミルク作りや料理で温水を頻繁に使う家庭には、冷水・温水をすぐ使える省エネモデルが向いています。

電気代だけでなく、次の機能も確認してください。

  • 温水・冷水のチャイルドロック
  • ミルク作りに適した温度設定
  • ボトル交換のしやすさ
  • 自動クリーン機能
  • 転倒防止機能

子どもがいる家庭では、数百円の電気代の差だけでなく、安全性や交換作業の負担も重要です。

水をたくさん使う家庭にはどのタイプが向いている?

飲料水や料理に大量の水を使う家庭では、定額制の浄水型ウォーターサーバーも選択肢になります。

浄水型には、水道水を自分でタンクに入れる補充型と、水道管につなぐ直結型があります。
補充型は設置工事が不要ですが、定期的な給水が必要です。
水道直結型は給水の手間を減らせる一方、設置工事や設置場所の制限があります。

ウォーターサーバーの電気代を安くするにはどうすればいい?

電気代を抑えるには、契約後の使い方も重要です。

エコモードを常時活用する

エコモードを搭載している場合は、基本的に有効にして使用しましょう。

機種によっては、夜間や部屋が暗い時間帯に温水ヒーターを停止したり、温水の設定温度を下げたりできます。

ただし、エコモード中は温水温度が下がり、すぐに熱湯を使えない場合があります。
使用前の再加熱に時間がかかる機種もあるため、生活時間に合うか確認してください。

壁や家具から離して設置する

サーバーの背面や側面を壁に密着させると、放熱しにくくなります。
内部に熱がこもると、冷却や加熱の効率が下がる可能性があります。

取扱説明書に記載された距離を確保し、周囲に物を詰め込みすぎないようにしましょう。

直射日光や高温になる場所を避ける

直射日光が当たる場所や、冷蔵庫、暖房器具の近くに設置すると、サーバー周辺の温度が上がります。

冷水を保つための負荷が増える可能性があるため、風通しがよく、室温が安定した場所に設置しましょう。

コンセントを頻繁に抜かない

節電のために、外出や就寝のたびにコンセントを抜くことはおすすめできません。

電源を入れ直すと、水を設定温度まで冷却・加熱するために電力を使います。
また、内部の衛生状態を保つ機能が停止する可能性もあります。

長期間使用しない場合は、自己判断で電源を切らず、メーカーの説明書やサポート窓口の案内に従ってください。

停電時の使い方も重視したい方は、電気が止まったときの取水方法や、水の備蓄のしやすさも確認しておくと安心です。 停電や断水に備えやすいウォーターサーバーを見る

定期的に掃除する

背面部分や放熱部分にほこりがたまると、熱を逃がしにくくなることがあります。

電源プラグや背面を安全に掃除できる機種では、取扱説明書に従って定期的にほこりを取り除きましょう。

電気代や毎月の費用を抑えたい方は、省エネ機能や定額料金の違いも確認しておくと安心です。
浄水型ウォーターサーバーの料金と機能を比較する

電気代だけでウォーターサーバーを選んでもよい?

電気代の安さだけで機種を決めるのはおすすめできません。

ウォーターサーバーには、電気代以外にも次の費用がかかる場合があります。

費用項目確認するポイント
水代1本の価格だけでなく、1L当たりの価格を比較する
サーバーレンタル料無料か有料か、無料になる条件があるか
配送料地域や水の種類によって追加料金がないか
初期費用登録料、設置料、工事費がないか
メンテナンス料定期交換や清掃費用が含まれているか
休止手数料配送を停止すると費用がかからないか
解約金最低利用期間と途中解約時の金額
電気代通常時とエコモード時の両方を確認する

例えば、電気代が月300円安くても、サーバーレンタル料が月1,000円高ければ、総額では割高になります。

比較する際は、次の式で月額負担を考えましょう。

水代+レンタル料+配送料+メンテナンス料+電気代=毎月の実質負担

キャンペーンによる割引は期間限定の場合があるため、通常料金に戻った後の金額も確認することが大切です。

電気代を抑えられる機種でも、利用人数や水の使用量に合っていないと、毎月の負担が気になることがあります。 ウォーターサーバーで後悔しやすいポイントを確認する

ウォーターサーバーの電気代にはどのような注意点がある?

メーカーの公表値と実際の請求額が異なる場合がある

メーカーが掲載している電気代は、一定の室温や使用量を想定した試験結果です。

実際には、次の条件によって請求額が変わります。

  • 契約している電力会社
  • 電気料金プラン
  • 冷水・温水の使用量
  • エコモードの使用時間
  • 部屋の温度
  • 設置場所
  • ドアの開閉や再加熱の回数
  • 季節

公表値は、実際の金額を保証するものではなく、機種を比較するための目安として考えましょう。

省エネモードには不便な面もある

エコモードには電気代を抑えられるメリットがありますが、機種によっては次のデメリットがあります。

  • 温水の温度が低くなる
  • 再加熱まで待ち時間が発生する
  • 暗い場所では意図せずエコモードになる
  • 手動で設定を切り替える必要がある
  • 衛生機能と同時に使用できない場合がある

特に、赤ちゃんのミルクや熱い飲み物を決まった時間に作る家庭は、使い勝手も確認してください。

解約金や契約期間を見落とさない

電気代が安い機種でも、契約期間が長かったり、途中解約時の負担が大きかったりする場合があります。

引っ越し、出産、転勤などで生活環境が変わる可能性がある人は、最低利用期間、解約金、機種変更の条件を契約前に確認しましょう。

ウォーターサーバーの電気代についてよくある質問は?

ウォーターサーバーは24時間つけっぱなしでも大丈夫?

基本的には、24時間電源を入れたまま使用します。

冷水・温水の温度を保つだけでなく、機種によっては衛生状態を保つ機能も電気を使用しています。
短時間の外出や就寝時に電源を切る必要はありません。

旅行中はコンセントを抜いたほうがよい?

数日程度の旅行であれば、原則として電源を入れたままにします。

長期間使用しない場合の対応はメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。
水抜きやサーバー内の清掃が必要になる場合もあります。

夏と冬では電気代が変わる?

変わる可能性があります。

夏は冷水を冷やす負荷、冬は温水を保温する負荷が増える場合があります。
また、エアコンの使用状況や設置場所の室温によっても変動します。

卓上型は床置き型より電気代が安い?

必ずしも安いとは限りません。

本体サイズが小さくても、温水を常時保温する機種や省エネ機能がない機種では、床置き型より電気代が高くなる可能性があります。
サイズではなく、メーカーが公表する月間消費電力量や電気代を比較してください。

温水機能を使わなければ電気代は安くなる?

温水機能だけを安全に停止できる機種であれば、電気代を抑えられる可能性があります。

ただし、温水スイッチを切ることで衛生機能に影響する機種もあります。
自己判断で設定を変更せず、取扱説明書を確認しましょう。

電気代が急に高くなった場合はどうすればよい?

まず、電力会社の請求明細で使用量と料金単価を確認してください。

ウォーターサーバーが原因か調べたい場合は、市販の電力測定器で消費電力量を確認する方法もあります。
異常な音、背面の過熱、冷水や温水の温度異常がある場合は、メーカーのサポート窓口に相談しましょう。

省エネ型ウォーターサーバーを利用する家庭

省エネ機能を搭載したウォーターサーバーには何がある?

エコモードや省エネ機能を搭載した代表的な機種には、コスモウォーターの「smartプラスNext」、フレシャスの「Slat」「dewo」、エブリィフレシャスの「tall」「mini」、プレミアムウォーターの「スリムサーバーⅢ」などがあります。

浄水型では、Loccaの「litta」「Slim-RⅡ」「Locca Smart」、なども候補です。

省エネ機能は、主に次の3種類に分けられます。

省エネ機能仕組み注意点
光センサー式部屋が暗くなると温水ヒーターを停止する明るい部屋では作動しにくい
手動エコモードボタンを押して一定時間加熱を抑える毎回操作が必要な場合がある
温度調整式冷水・温水の設定温度を緩やかにする通常より水がぬるくなることがある

機種ごとに電気代の算出条件が異なるため、公表されている月額だけで単純に比較するのは避けましょう。電気料金単価、1日の使用量、エコモードの使用時間を確認したうえで、水代やサーバー利用料を含む総額で判断することが大切です。

省エネ機能だけでなく、月額料金や使える温度、契約期間まで確認すると、導入後の負担をイメージしやすくなります。 ハミングウォーターの料金と省エネ機能を確認する

ウォーターサーバーの電気代を抑えるには何を確認すればよい?

ウォーターサーバーの電気代は、月額500~1,000円程度が一般的な目安です。
省エネ性能の高い機種では、月額300~500円前後に抑えられる場合もあります。

ただし、実際の金額は、機種、使用量、室温、電力会社の料金単価によって変わります。

電気代を抑えるためには、次の3点が重要です。

  • エコモード使用時の電気代を確認する
  • 直射日光を避け、放熱できる場所に設置する
  • 水代やレンタル料を含む総額で比較する

電気代が最も安い機種が、すべての人に最適とは限りません。一人暮らしなら最低注文数、子育て家庭なら安全機能、水をたくさん使う家庭なら定額制など、生活スタイルに合う条件も確認しましょう。

複数の候補を選び、「毎月の総額」「使いやすさ」「契約期間」の3つを比較すると、導入後に後悔しにくくなります。

毎月の費用を抑えたい方は、電気代だけでなく、定額料金やフィルター代を含めた総額で比べることが大切です。月額を抑えやすい浄水型ウォーターサーバーを比較する

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れんたるん編集部

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